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【マッチレポート】第11節 vsバサジィ大分

2014.11.14

2014年10月22日に行われたホームゲーム、フウガドールすみだ戦での敗戦以降、アウェイ、そしてセントラル開催での4連勝で首位名古屋と並び最高の勝ち点である44を獲得し、2014年11月14日現在、2位の好位置をキープするバルドラール浦安。

次節、連勝記録を伸ばし、首位へと浮上できる可能性を秘めた場所、それが浦安市総合体育館だ。

2014年11月15日(土)14時から行われる第21節対エスポラーダ北海道戦の前に過去2試合のホームゲーム内容を振り返りたいと思う。

 

 

【マッチレポート】

第11節 バサジィ大分戦

試合日:2014年9月7日(日)

会場:浦安市総合体育館

キックオフ:14時

 

「前半戦」

序盤は互いに譲らない試合展開となった。

星、完山がシュートを放てば、大分も小曽戸、ディドゥダが浦安ゴールへと襲い掛かる。

 

決定的シーンを先に作ったのは浦安。

セカンドセットで入った加藤が右サイドから中央ゴール前へとフリーで走り込んだ小宮山へスルーパスを通すが、僅かに合わず得点には至らない。

 

更に3分、加藤が中央突破から強烈なシュートを放つが、ポストに跳ね返されてしまう。

 

大分も黙ってはいない。

日本代表の小曽戸、仁部屋が冷静にボールを動かしながら決定機を創り出すチャンスを窺う。

バリエーション豊富なセットプレー、スペースを探し出す能力、使う能力。

攻め時と組み立てのタイミングを瞬時に判断し、実行する力。

刻々と変わる状況から有益な情報のみを取得し分析する。

見応えのある組み立てを続ける大分に対し、浦安は粘り強く、しっかりと対応を続ける。

 

しかし8分、大分は右サイドで得たキックインから流れるような攻撃を仕掛け、最後は小曽戸が強烈なシュートを放つ。素晴らしい攻撃だったが、藤原がファインセーブでゴールを許さない。

 

双方譲らない内容が続いたが、11分に伊藤監督がタイムアウトを取ると、大分の攻撃力が増す。

芝野、田村、仁部屋、森村が怒涛の攻撃を仕掛けるが、先制点を奪ったのは浦安。

14分、加藤の速いカウンターから鳥丸へのパスが通る。

鳥丸が大分ネットを揺らすことに成功した。

【浦安1-0大分】

 

失点後も大分の攻撃力は落ちない。

ディドゥダ、小曽戸、仁部屋が浦安ゴールに向かうが、守護神藤原のファインセーブで得点を許さず時間は経過していく。

しかし、残り29秒、左サイドを突破した小曽戸が最後はファーサイドへと走り込んだ仁部屋へピンポイントパスを通す。

仁部屋の豪快なシュートが浦安ネットに突き刺さってしまう。

【浦安1-1大分】

 

前半スコア

【浦安1-1大分】

 

 

「後半戦」

後半最初の決定機を作ったのはまたも浦安。

24分、ゴール前中央で稲葉からのボールを受けた星がフリーでシュートを放つが、青柳のファインセーブに阻まれ、ゴールを奪う事は出来ない。

 

25分、2点目を奪ったのは大分。

流れるようなパス回しから最後は冨廣にゴールを決められてしまう。

【浦安1-2大分】

 

しかし28分、今度は浦安が中央から完山、稲葉、星と繋ぎ、星が大分ネットを大きく揺らした。

【浦安2-2大分】

 

勢いに乗りたい浦安だったが、大分のカウンターに対応が遅れる。

フリーで裏へと飛び出した小曽戸を荒牧が後ろから倒し、一発レッドで退場。

2分間を4人でプレーしなければならなくなってしまう。

 

高い技術と強烈なシュート力を持った大分選手を相手に耐える浦安。

ハードなディフェンスが続いたが、2分間という長い時間を守りきることに成功した浦安選手たちは雄叫びをあげた。

会場のボルテージは一気に高まり、サポーターの声が会場中に響き渡る。

勢いは完全に浦安ペースとなった。そして残り7分、ハンドでPKを得た浦安のキッカーは完山徹一。

彼の左足を離れた強烈なシュートがネットに突き刺さる。

1人少ない状況でも耐え抜いた結果、得る事の出来た値千金の逆転弾だ。

大きな得点がスコアボードに刻み込まれた。

【浦安3-2大分】

 

浦安の勢いは止まらない。

35分には中央に走り込んだ中島が倒れ込みながら左サイド星からのボールに合わせゴールを奪う。

【浦安4-2大分】

 

残り時間4分22秒。

大分はパワープレーを開始するが、深津のパワープレー返しで5点目を奪った浦安が強敵大分を相手に貴重な勝ち点3を手に入れた。

【浦安5-2大分】

 

後半スコア

【浦安4-1大分】

 

合計スコア

【浦安5-2大分】

 

 

試合後 米川監督コメント:

「立ち上がりはうちの方が良かったと思いますが、お互い自分たちの良い所を出し、それが噛み合った為に潰し合いが増え、点がなかなか入らないというゲームになりました。

ですが、後半にはどんどんボールを動かすためのプレーを意識したので、まぁまぁ面白いゲームになったとは思います。」

 

記事:早川治(はやかわおさむ)

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