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~バルドラール浦安 育成プロジェクト~ 第1回アスリート未来キャリア会議を開催

2016.02.12

~バルドラール浦安 育成プロジェクト~第1回アスリート未来キャリア会議を開催

バルドラール浦安では、Fリーグを代表する選手として、そして世界で戦える選手として活躍する為には、社会人として自立した人間の育成が必要だと考えています。
その為の育成プロジェクトをクラブ内で立ち上げ、この度、「第1回アスリート未来キャリア会議」を実施しました。

バルドラール浦安は、トップチームであるプリメーロだけではなく、2軍に当たるセグンド、3軍に当たるテルセーロ、そして15歳以下のバセ、聴覚障がいを持った選手が所属するデフィオ、更に女子チームであるラス・ボニータスなど多くのカテゴリーを持ち選手の育成・強化を行っています。

私達のクラブから、Fリーグや世界を舞台に活躍し、一般社会においても、自ら考え行動し道を切り拓く選手・人間を輩出するには、人間形成の部分へのアプローチが必要不可欠だと考えています。

今回はアスリート未来キャリア事務局の代表青山剛久氏、同事務局でJリーグ理事も担当されている松村邦子氏(㈱ウェルネス・システム研究所)などにご協力をいただき、プリメーロ所属選手:荒牧太郎とバルドラール浦安の現状を踏まえた研修内容を協議、検討し、第1回目を迎えることになりました。

写真⑥

第1回目では、目標から逆算する未来思考(バックキャスティング)のもと、対話を通じて自分達のキャリアを考えていきました。
まずは『選手であるアスリートライフ(競技生活)について、理想とするアスリートライフとは何なのか』をグループに分かれ、対話を通じて意見を出し合い、それぞれのグループで発表を行いました。どうすればもっと自分自身の能力を最大限伸ばし発揮できるかなど活発な意見交換が行われていました。

写真③

2つ目のテーマは『理想とする社会ライフ(競技以外の生活)』について。現状ではフットサルに限らずその他の競技でも、プロアスリートとして競技に専念することが出来るのは限られた選手のみです。
アルバイトや仕事をしながら競技を続けているアスリートがほとんどの環境の中、理想とする社会ライフとは何なのか?選手達は、アスリートとしてトップを目指すことに邁進するあまり、自分達が社会の一員であるという感覚・意識について欠如している面も多く、かなり苦戦している様子でした。

3つ目のテーマとなるのが、『アスリートキャリアと社会キャリア両方を生きる、まさに自分達の置かれているデュアルキャリア』について。
アスリートとしてピッチで結果を出す為に全力を尽くすのはもちろん、より良い社会人としてもどうあるべきなのか、どうしていくのが良いのか、改めて考える非常に貴重な機会になりました。

写真④ (1)

そして最後に『理想とする自分自身のデュアルキャリア実現に向けて、具体的にどんなアクションを起こして行くのか』。

選手それぞれが発表し、今後のアクションに繋げていく宣言をしました。

次回(第2回)では、第1回の自分自身の宣言を踏まえ、どの様な意識の変化や行動の変化、具体的なアクションがあったのかなどを振り返り、次なるテーマとして、社会、企業側の方々がアスリートに何を期待するのか?と言う側面から意見交換をし具体的なアクションに繋げていきます。(文:荒牧太郎)

写真① (1)

【ご協力】アスリート未来キャリア事務局
    ㈱ボランチ青山剛久氏
    Jリーグ理事 松村邦子氏(㈱ウェルネス・システム研究所)
    ㈱リクルートキャリア 勝井竜太氏
    ㈱フューチャーセッションズ 上井雄太氏

【会場協力】:㈱フォトクリエイト