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DUARIG Fリーグ2018/2019 第28節 Fリーグ選抜戦後のアルベルト・リケル監督、高橋優介監督(F選抜)コメント

2018.12.22

■アルベルト・リケル監督
ーー試合の総括をお願いいたします。
「簡単に言うと、ここ6、7試合で一番出来が良くなかったです。何が問題だったかというと、一番最初の入りのところ。最初の10分で入り切れなくて、タイムアウトを取って少しずつ修正しましたが、入りが良くなかったかなと思います。

名古屋戦の方がディフェンスはうまくやれていました。後半は相手が段々疲れてきて後ろに下がったことで、自分たちが少し押せる場面があったのは良いメッセージだと思いますし、結果的に2点を追いついて負けなかったのも良いメッセージかなと思います。その中でも続けていくこと。直さないといけない部分はたくさんあるので、良くしていく中で続けていくのが大事だと思います」

ーー相手のマンツーマンでのプレッシングに苦労した印象がありましたが、試合中にどのような指示を出して修正したのでしょうか?
「相手がマンツーマンで守ってきて。自分たちがいつもマンツーマンのディフェンスに対して練習していること、ボールなしで抜けていく、コントロールで動かす、などを試合中も言っていました。それが徐々に修正できて、最初よりは良くなったかなと思います。マンツーマンに対する攻撃は続けていって、これから対応できるようにしていきたいです。

ーー試合が始まってすぐに青山選手を起用して3-1の形にしたかと思いますが、ボール回しに苦労していたから前線に起点を作りたい、という意図でしょうか?
「(青山)竜也は先週も長い時間プレーして結果を残しています。それから、今週の練習でも求めているものを出してくれていたので起用したんですけど、今日の試合に限って言えばクワトロで動く中でリズムの変化を付けたかったので、3-1にしてピヴォとして収める選手が必要でした。なので竜也を起用しました」

■高橋優介監督(Fリーグ選抜)
ーー試合の総括をお願いいたします。
「3戦目ということで勝ち越しを狙って、何とか相手を上回りたいという展開を考えたゲームでした。その中で自分たちは、前回よりも攻守ともに主導権を握れる時間を特に前半は多く作れたので、そこは評価できるゲームだったかなと思います。ただ、結果としては残り5分からのパワープレーの守備でもったいない部分がありました。あとは2点目のシュートは相手の良いプレーだったので、相手の良さが出てしまったところもあって、引き分けになってしまったかなと思います。

ーー浦安のクワトロやスピードに対してどういったプランを考えて臨んだのでしょうか?
「1つ大きなポイントになっているのは伊藤圭汰の怪我での離脱で。別にセットを固定したいわけではないんですけど、崩れてしまったので若干上手くいかないことがありました。相手は前半の途中からピヴォを置く形が多くなって、長いボールもあったので苦しい部分もありました。

後半は相手がこちらの出方を伺っているのと、足が止まってくることもありました。点差でリードしている中、ベンチからも「そこまで(プレスを)高くいかなくても良いよ」「ちょっとラインを下げようか」という指示を、あまり今シーズンはしたことがなかったんですけど(出しました)。ラインをコントロールをしてゲームをコントロールしようと、押し込まれてもカウンターは取れていたので、そこで点を取れればと思っていました。

相手はスピードがあって、自分たちはマンツーマンの守備をベースにやっていました。ただ、チームとして相手を誘う方向を少しずつ変えながら、出方をうかがって変えていました。色んなチームと対戦して、個人のところで「剥がされないギリギリのところを攻めよう」というディフェンスを心がけています。それがどっちに転ぶかというのはあるんですけど、そのメリハリはある程度できたのではないかなと思います。