お知らせ
2025.06.29
■茨木司朗 監督
「自分たちがやるべきことはもちろん、それ以上に相手のやりたいことをやらせてしまった。という部分が、スコアに表れた試合だったと思います。前半を終えて、相手の守備のやり方に対応するために、アラとフィクソの選手にはもっと相手に向かって積極的にプレーするよう伝えました。また、ピヴォのポジショニングについても修正を加えて、後半に臨みました。当然そういった変更を加える以上、相手の強みであるトランジション攻撃を受けるリスクは想定していました。その点については、平日のトレーニングのなかでも意識付けや準備をしてきたので、その部分で上回れなかったことが敗因だと感じます。
失点後は試合の流れを変えるという点でセットを入れ替えて多くの選手を投入しました。戦い方自体を大きく変えるつもりはなく、戦術よりも選手を変えることでリズムの変化を狙いました。ゴールに迫る回数は増えましたがゴールには至らなかったので、日々のトレーニングから再現性をより高めていきたいと思います。
昨シーズンも、すべての試合に勝ったわけではありませんし、勝点を落とした試合もありました。ですが連敗をしなかったことが、チームが持続的に力を発揮し続けられた要因のひとつだと思っています。今季初めての敗戦とはなりましたが、今週もこの1試合のために全力で準備をしてきたことに間違いはありません。次のホーム立川戦に向けても普段と変わらず、1試合ごとに100%の準備をして臨むという姿勢は、これからも変わることはありませんのでまた全員で前を向いて行きたいと思います」