
お知らせ
2025.10.05

■茨木司朗 監督
「リーグ戦のどの試合も、勝たなければいけない重要な試合ですが、特に今節は首位を相手に、1つでも順位を詰められるチャンスだったなかで、自分たちでそのチャンスを逃してしまった。そこには大きな反省と、強い悔しさを感じています。内容に関して言えば、前季と大きく変わるものではありませんでしたが、やはり決めるべきところ、セットプレー、最終局面の精度。そこを町田戦ではしっかり決めてきたのに対し、名古屋戦では決めきれなかった。その差が結果に出たと感じています。
なかでももったいなかった部分は、失点の仕方。リードを許すと難しい相手に対して、こちらのミスから失点を重ねてしまった。先制点を奪いリードしていたにもかかわらず自分たちで首を絞めてしまった部分もあり、もったいないという印象は強いです。リスクを取らなければいけない場面も当然ありますが、それで失点差が広がってしまえば意味がない。そのリスクの取り方とチャンスの活かし方。選手の判断、そしてコーチング・マネジメントを含めて、うまく勝ちに繋げられなかったと感じています。
後半、3点を追いかけるなかで選手に伝えたことは前半の甘さを修正すること。そして前半でチャンスになっていた部分をどう活かすか。
そこに加えて、システムの変更も含めて伝えました。一番強く伝えたのは、これまでの町田戦でもそうだったように、どんな状況でも追いついて、逆転してきた力が自分たちにはあるということ。その自信と力をもう一度思い出してほしいということでした。実際に荒川(勇気)がゴールを奪ってくれるなど、ポジティブな要素も出てきました。でも、そこから複数得点に繋げ切れなかった部分はまだまだだなと感じます。
次節はすぐやってきますが、やるべきは目の前の1試合に勝つための準備をするだけ。
立川とはカップ戦を含め2試合戦っていますが、リーグ戦では敗戦、カップ戦では延長戦での勝利と、どちらも接戦となっています。今回、2-6というスコアで敗れていますので、当然、その反省も改善していかないといけない。1週間の準備期間としては、いつもと変わらないですが、スコアの重み、精神的なダメージもあると思います。そこをしっかり整理しながら、次に向けて進んでいきたいと思います」
・次節試合日程
メットライフ生命Fリーグ2025-26 ディビジョン1 第12節
2025年10月13日(月)15:30K.O.
vs. 立川アスレティックFC
会場:アリーナ立川立飛