■茨木司朗 監督
「先制点がすごく重要ななかで、先にスコアを渡してしまったことで、一気に試合が難しくなりました。相手はそこから時間をうまく使いながら、あとは守り切るという形に完全にシフトしてきて、そう簡単にこじ開けられる状況ではなくなってしまいました。こちらのエラーも確かにありましたが、ディフェンス側の負担が重なってしまったのも事実で、前半は本当に難しい展開でした。
後半は、立ち上がりにいくつかチャンスを作れたので、ゲームへのアジャストはうまくできたと思います。ただ、それでも決めきれない部分があったり、相手がしっかり守り切ってきたりと、まだまだ力の差を感じる場面もありました。実際、上位の相手に勝ち切れていないという結果が出ている以上、そこは受け止めて、一つひとつ積み上げていくしかないと思っています。
　
終盤のパワープレーについては、相手がコンパクトに構えてくるなかで生まれるギャップを狙うという意図はありましたし、実際に何本かチャンスにもつながったので、狙い自体は悪くなかったと思います。逆にパワープレー返しを喰らった場面は狙いに行った結果ですので、リスクをかけた以上、仕方がないかなと。ロドリゴのゴールでスコアは動いたものの、リードを取り切れなかったので、パワープレーは意図通りではあっても結果としては物足りなさが残りました。
次は金曜日の開催で、準備期間もいつもより短いです。お互い条件は同じですが、限られたセッションのなかで、自分たちがやるべきことに集中していくだけだと思っています。前季も引き分けていますし、この会場で負けるわけにはいかない。本当にもう勝ち以外は許されない状況なので、しっかり準備したいと思います」
　
　
・次節試合日程
メットライフ生命Ｆリーグ2025-26
ディビジョン1 第20節
2025年12月5日(金)18:30K.O.
vs.フウガドールすみだ
会場：バルドラール浦安アリーナ