■FP8 空涼介
「今季初ゴールは、自分の持ち味でもある前線からの守備から生まれた形でした。チームとしても狙っていた形だったので、タイミング良くボールを奪って、そのままゴールにつなげられたのはすごく良かったと思います。
北九州がキーパープレーを多く使ってくるのは分かっていましたが、そのなかでも得点できたことは大きいです。1点は1点ですが、相手にしっかりダメージを与えられるゴールだったと思います。
　
連敗を止められたこと、そして今季一番ゴールを奪えた試合だったことはポジティブに捉えています。ただ、もっと点が取れたチャンスもあありましたし、逆に3失点してしまった点は反省しないといけません。相手のパワープレーが長く続いて難しい時間帯もありましたが、防げた失点だったと思います。目の前でのシュートや寄せの部分など、わずかなズレや反応の遅れが失点につながってしまいます。そういった細かい部分を、上位チームは確実に突いてくるので、次の試合までにしっかり修正していきたいです。これからさらに厳しい試合が続くと思いますが、得点を取る意識はこのまま続けていきたいですし、1人ひとりがその意識を持って練習から取り組んでいきます。
　
次節のすみだは、4枚とピヴォをうまく使い分ける走力のあるチームです。まずは走り負けないこと。そして自分たちの強みである守備からしっかり入って、勝利を目指したいと思います。次の試合は関東圏での開催。アクセスもしやすい場所だと思うので、ぜひたくさんの方に応援に来ていただいて、ホームのような雰囲気で一緒に喜べる試合にしたいです。そのためにも、練習から全力で準備していきます」
　
　

■FP41 菅谷知寿
「1週間かけて準備してきたセットプレーが、しっかり形になって最初の得点につながったのは大きかったです。いい形で試合に入れましたし、チームとしても良いスタートが切れたと思います。試合の流れのなかでも追加点を着実に奪えました。名古屋戦では2得点しかできなかったですが、今日は前半だけで5点取ることができて、相手がパワープレーを仕掛けてきた場面でも、主導権を握って進められたかなと思います。
　
相手がパワープレーをしてくることはスカウティングの段階で分かっていたので、しっかり準備はしていました。ただ、それでも崩されて危ないシーンは何度かあったので、もし相手がそのチャンスを決めてきていたら、試合展開がどうなっていたか分かりません。今後は、相手が少し違う形で攻めてきた場合でも、出ている選手がアタフタせずに、状況に応じて臨機応変に対応できるようにする必要があります。そのためにも、こういう時はこうしよう。といった共通意識をもっと高めていきたいですし、経験を積みながら、そうした部分も成長させていく必要があると思います。ピンチの場面を減らしていくためにも、日々のトレーニングからしっかり取り組んで、修正していきたいです。
　
久しぶりに得点を取れたのは素直に嬉しいです。1点目は、相手キーパーが交代前だったので、少しタイミングをずらして打てば入るかなと思って狙ったシュートが、うまく決まりました。2点目は、パワープレーの守備から奪って、無人のゴールに決めたものでした。焦らず丁寧に狙って、しっかり決めきれたのは良かったですし、チームの勝利につながったゴールになったのは嬉しいですね。
　
次節のすみだも、手ごわい相手ですしアウェイ戦ですが、だからといって負けるつもりはまったくありません。しっかり勝点3を取ることが目標です。前半戦はあと2試合。どちらも勝利を目指していますが、まずは目の前の1戦に集中して、しっかり準備していきます。遠方アウェイにも関わらず、会場での後押し本当にありがとうございました」
　
※写真は過去のもの