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メットライフ生命Fリーグ2025-26 Div.1 第13節 ペスカドーラ町田戦後、FP9 本石猛裕、FP17 東出脩椰選手コメント

2025.09.27


■FP9 本石猛裕
「AFCフットサルアジアカップ インドネシア2026の予選が9月24日まで行われ、日本代表としてその戦いに参加してきました。まずは、しっかりと“勝ち切れた”ことにホッとしていますし、これでようやくスタートラインに立てたという気持ちです。自分自身は、前回のアジアカップ本大会には出場できていなかったという悔しさがあります。だからこそ今回の予選を通じて、少しでもその借りを返すことができたという実感があり、それが大きな意味を持っていたと思います。日本代表として、ここから本当のスタートを切れたんじゃないかという感覚もあります。
 
そして、Fリーグの後半戦がスタートしました。やはり後半戦の初戦は、今後を左右する大事な一戦だったと思っています。しかもホームゲームという最高の舞台で、しっかり勝利できたことはチームにとっても大きな意味を持ちます。さらにここからの2試合、名古屋・立川といった強豪との連戦が続いていきます。町田も含め、この3つのクラブは、間違いなく優勝争いに絡んでくる相手ですし、自分たちがそこを乗り越えていかないと優勝は掴めないと感じています。そういうなかでまずその一つ目の町田戦を勝ち切れたというのは、自分たちにとって自信になる試合でした。町田は個々の能力も高く、全体として完成度もある。そんな相手に競り勝てたことは、今後の戦いにもつながってくるはずです。チームとしては、Fリーグカップ後の中断期間にテーマを明確に持ってトレーニングに取り組んできました。僕は代表活動でその期間チームを離れていたんですけど、今日の試合を通じて、離れていた自分から見ても、チームがその“テーマ”を本当に突き詰めてきたことがよく分かりました。
 
浦安は、守備からリズムを作っていくチームです。もちろん攻撃も大事なんですけど、まず守備で相手に圧をかけ、自分たちの流れに持っていくことが重要だと考えています。今日の試合でも、前半はまさにその形が出せたと思います。高い位置からプレスをかけてボールを奪い、そこからチャンスにつなげる場面が多く見られました。ただ、後半になるとどうしても受け身になってしまう時間帯が増えてしまう。これは、Fリーグカップのときにも出ていた課題で、今日も同じ傾向が見えました。きつい時間帯に、自分たちで押し返す力がまだ足りていない。そこは、これからさらに突き詰めていかないといけない部分だと思っています。
40分間を通して、常に自分たちの強度と集中力を保ち、試合の主導権を握り続ける。それができて初めて、”勝ち切る力”が本当の意味で身についていくんだと思います。後半戦はまだ始まったばかり。ここからの一戦一戦を、もっと大事に、もっと厳しく、自分たちに矢印を向けて取り組んでいきたいと思います」
 
 

■FP17 東出脩椰
「カップ戦もそうですし、リーグ戦もそうですが、チームの代表としてピッチに立つ以上、まずは自分の仕事をすることが何より大事だと思っています。自分のセットは、守備の部分でかなり前からプレスをかけていくセットなので、そこが自分の責任であり役割でもある。今日の試合でもその前プレから2本、チャンスを作ることができました。ただ、その2本を自分で決め切きることができなかった。それがこの試合を難しくしてしまったと感じています。3-0という状況でそのチャンスをしっかり決めていれば、もっと違う展開になっていたかもしれません。あの場面で決めきれなかったのは自分の責任。試合後に”悔しい”という言葉が一瞬頭に浮かびましたが、それ以上に責任を果たせなかった自分への不甲斐なさが込み上げてきました。チャンスは、何度も来るわけではありません。特に今日のような1点を争う激しい試合では、ほんの数回のチャンスをモノにできるかどうかが、勝敗を分けます。だからこそ、1本1本の重みをもっと意識して、練習からさらに覚悟を持って取り組んでいきたい。
 
後半戦が始まって、ここからは名古屋、立川といった上位チームとの対戦が続いていきます。厳しい戦いになるのは分かっていますが、それでも自分のプレーをやり切ることがチームのためになる。守備で前からプレスをかけること、ゴールを決めること、それが自分に与えられた役割ですし、そこにしっかりコミットしていかないといけない。どこが相手であっても、自分のすべきことを全うする。簡単なことではないですが、やるしかない。今の自分にできることを自分に矢印を向けながらしっかり積み重ねていきたいです。
 
リーグ再開初戦、1000人を超えるファンサポーターの皆さんがホームアリーナに集まって応援してくださったこと、本当に感謝しています。もっと強くなるために。もっと多くの方に勝利を届けられるように。前を向いて進んでいきます」