■GK1 ピレス・イゴール
「今日は最後にスローから決勝点を取って勝つことができて、本当に良かったと思います。湘南での試合は、いつも独特の雰囲気があって難しいんですが、その中でもしっかり戦えました。

立ち上がりはボールを奪った後のプレーがうまくいったりいかなかったりして、ナーバスな部分もありました。でも、チームとして一番大事なのは最後まで諦めないことなので、そこを全員で徹底できたのが本当に大きかったです。
ピンチの場面もたくさんありましたが、自分の仕事はチームを助けること、といつも言い聞かせています。ただそれを達成するためにはチームメイトのサポートが必要です。チーム全員が素晴らしいハードワークをしてくれたと思います。

来週も難しい試合になると思いますが、ここからは本当に大事なので、どの試合も決勝戦のつもりで臨まないといけません。今は4連勝中で良い流れもありますし、トップを目指している以上、相手が落とした時に必ず勝ち切れるよう準備して、ホームで必ず勝ちたいと思います」
　

■FP17 東出脩椰
「今日は個人として2得点することができました。1点目は、試合前からタケ（本石猛裕）やカズ（菅谷知寿）と会話する中で、狙うスペースを共有していたところから生まれました。パスを受ける形も含めていろいろな狙い方がある中で、自分が空いたタイミングで思い切って飛び込みました。結果的にうまく得点につながって良かったです。
2点目は、相手がかなり引いて守っていた状況で、タケが一人かわした後、必ずカバーの選手が来ると読んでいました。その選手の裏へ抜ければチャンスになると感じたので、そこを狙って走り込んで決められたゴールです。こちらもイメージ通りでした。ただ、どちらも得点直後に失点してしまったので、そこはチームとして改善しなければならない課題です。

ここ数試合、ゴールやアシストという結果が出てきています。やはり目に見える結果を残すことは大事で、これまで得点できない時期は本当に悔しく、それが原動力にもなっています。最近は得点が近づいている感触があったので、最後の部分にこだわり続けた結果が、ようやく形になってきたのかなと思います。
また、タケやカズのアシストあっての得点でもありますし、その信頼関係は強くなっていると思います。逆に、自分もアシストという形で同じセットのメンバーに恩返ししつつ、チームの勝利に貢献したいと思っていたので、そういう意味でも良い結果になりました。素直に良かったと思います。

監督が何度も話している通り、優勝を目指している以上、どの試合も絶対に落とせません。次の試合で勝てれば上位チームと勝点差は縮まりますし、自分にとっても古巣であるしながわとの対戦には特別な思いもあります。チームとしてもここまで4連勝している中で、次の試合をもって5連勝できれば、順位も空気も変わりますし、優勝という目標に近づくためには大事な一戦です。ホームで勝つために、また準備していきます」